2008年03月16日

真夜中の乱入

昨日の夜は驚いた。
というか、怖かった。
昨日の夜は、夜の8時頃から隣の患者さんがものすごい独り言。
ってか、感情のまま起伏のまま、つぶやいている。
この声が体調の悪い患者さんのものってわからなかったら、
ふっと聞こえてきたら、そうとう怖い・・・ってな声だった。
夜の9時頃、独り言は治まった。
心底ほっとして、TVをワンセグで観ていた。ヘッドホンを着けていたので、外部の音に注意はしていなかった。

突然、私のベッド周りのカーテンをさぐる音。
カーテンの切れ目を見つけ、バッとカーテンを開けられる。
隣の患者さんだ。
薬のせいで肌は黒ずみやせ細って・・・そんな患者さんが突然の乱入。
ぶつぶつ言いながら私のベッドに横座りする。
これは怒った方がいいのかな。それとも普通を装って優しく接した方がいいのかな。
迷ったが、優しく話しかけることにした。
「○○さん。ここは私のベッドです。○○さんのベッドは隣ですよ。」
「七草がゆが思い出せなくて、すずしろ、なずな・・・あと何だっけ?」
・・・そんなことを夜中に聞かれても・・・
「やっぱり、私よりも嫁の言うことを信じるんだね。私よりも嫁が大事なんだね。」
・・・わっけわからん!
「比べようがないよ。息子さんだってお母さんも大切。奥さんも大切。」・・・なんとか優しく答えた。
しばらくして、黙り込む。
ここで、眠られては困る。
「○○さん、隣のベッドに行こう。ね?」
「・・・隣? ああ、隣ね」
なんとか、隣のベッドに戻ってくれた。
怖かった。驚いた!

今朝、○○さんはカーテン越しに話しかけてきた。
「夜、私すごいことやらかしたわよね。」
あ、自覚はしてたのか。

私   「うん、びっくりしたけど。」
○○さん「ごめんなさい。昨日睡眠薬飲んだらああなっちゃって」
私   「薬のせいだったんですね。大丈夫。気にしないで」
・・・えらく恐縮してた。お詫びいっぱい言ってた。
そらそうだよね。もし自分だったら、たまらなく恥ずかしいだろう。
でも、声かけてもらってよかった。
声かけてもらわなかったら、怖くてどうしようかと思っていた。
病室移動を頼むのはさすがに気が引けるし。
なんとか、この病室で仲良くやっていこう。
貴重な体験。二度と体験したくないけど。

ラベル: 糖尿病
posted by garatia at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 並木病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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